逃げ弾正のナマポ生活

夜逃げして10年、生活保護受給者になりました

逃げ弾正のナマポ日記【自己紹介とここまでの流れ】

はじめまして。令和の『逃げ弾正』ことアニッピです。このblogでは夜逃げやナマポ受給までの流れ、さらに実際の生活の様子を始め、過去の失敗談や思い出話など、普通の人にはまったく役に立たない話題満載でお届けします。

逃げ弾正って何?って人はこちら参照→春日虎綱 - Wikipedia

ブログ自体は「ナマポは楽しいよ!」とかいう内容ではなく、流れやリアルにこんな毎日とか、お役立ち情報をお伝えするわけですが、まだギリギリで頑張ってる人たちにも、この社会的なセーフティネットの活用法を知っておいて欲しいわけです。

とくにギャンブルなどで作った借金で日々苦しむ人なんかは、うまく活用することで現状を簡単に変えられ、終わらないエンドレス返済続けるよりも早く人生リセットできるかもしれません。

そんなわけで、このブログでは人生ドン詰まりで頭抱えたときにも「なんだそういう手もあるのか」という、ひとつの余裕を持ってもらうための話をできるだけお送りしつつ残していきます。

それらの詳しくは追々記事として書いていきますが、まずは語り手の簡単な自己紹介からどうぞ。

自己紹介

名前:アニッピ(♂)

滞在先:九州

年齢:50手前

若き日の投資の失敗でそれはもうエグい額の借金を背負い、こりゃ無理ゲーだわと撤退(夜逃げ)。持ち前のヒモスキル活かして立ち回るも初老真っ只中で失業者となり、遂には最後の居候先も追い出さられてしまいました。

いまでは立派なナマポ受給者と、社会的に見れば転落の一途を辿っております。だがしかし!ピンチはチャンス!ってなもんで、私なりにこの環境を活かし、再び人生のリングに上がるための準備をしていくつもりです。

どうやって生きてきたの?

夜逃げしてからどうやって生きてきたのって話については、必要なときに別な機会に詳しくご紹介しますが、まとめると「居候先を転々としていた」という状態です。

▪️家(住所)はどうしてた?

住所はどうしてたの?って話なんですが、まずは自宅を手放すときに離婚したのですが、同棲相手を見つけてその相手の家にとりあえず住所を移し、まだ社会的には存在してる状態を残します。

その後は数年経って結局別れて追い出され、彼女もその部屋を退去するわけですが、ここで私の住所は移す先がなくそのまま置いて放置してました。

結果、自動的に除籍されて社会的には「住所不定・行方不明」と進化します。この頃から元嫁の家で居候することに。追い出される(ナマポ受給者になる)までは元嫁のところに居座っていたような状態です。

▪️仕事(収入)はどうしてた?

投資の失敗から借金抱えて会社の顧問に民事再生を依頼したのですが、とても面倒くさくなってしまい逃亡。それまで勤めていた会社はやめて、仕事は求人で見つけた日雇いでその日暮らしスタート。

しかし当然支払いなんかできないから日々ヤバくなる一方で、まだ競売なる前の自宅(住所)が残ってるうちに再就職手当狙いで田舎の零細企業に就職しました。

まぁ地元じゃそこそこの企業とはいえ、基本は家族経営の親父(代表)が天下のクソみたいなとこでしたが、田舎ながらの給料手渡しというメリットがよかったのです。

そこに6年ほど勤めて役職もついておりましたが、創業一族の内輪揉めに巻き込まれて、事実上のクビに。失業者となってからはWebライターとして細々と小銭稼ぎしてました。

ただ住所不定のままじゃ稼ぐほどに税金で後が面倒になることを考え、時期的に夜逃げから10年経過した(時効の援用)のもあって、本格的な社会復帰を模索し始めることに。そんな矢先に無収入すぎて居候先を追い出されて、結局ナマポなっちゃった…というわけです。

▪️ナマポ(生活保護)なるの難しかった?

ぶっちゃけ皆さんが気になるのはこの辺かも知れませんね。結果から言うと役所ガチャが良かったのかとても簡単に話は進みました

住所変更ついでに「ちょっとナマポなってくるわ」みたいな流れでなれたんですね。これは意外でした。

実は元嫁には追い出されたとはいえ、別に暴力ふるったり金無心してたわけじゃないので、転居先は向こう持ちで用意されてたんですよ。とりあえず住所登録すれば定職つけるよねってレベルで。

いや、住所登録したら借金取りに見つかるんだよな…まだ弁護士さえ探してもないんだけどって思いながらも、元嫁を困らせるわけにもいかんので仕方なく役所行って転居手続きしてましてん。

ふと見渡したら生活相談課みたいなとこあったんで、とりあえずどんなもんか聞いとくかって感じで行ってみたらすぐ申請手続きに。えっ?こんな簡単なの?ってレベルで。

聞いてた水際作戦みたいなのは一切なく、過去に借金で夜逃げして〜最近失業して〜今は住所不定で〜…と、ありのままを話したらすぐ申請してくれました。ケースワーカーさんありがとう。

このときは正直「なんや!もっと早く申請しとけばよかった!」と思いましたね。なんとなく不安でなかなか一歩踏み出せずで、結局今となってはかなり遠回りしてしまったなぁ…と感じています。

この辺の手続きのリアルな流れは別記事で書くので、知識としてぜひ参考にしてください。

このblogの関連ワード

ギャンブル依存症、借金、夜逃げ、株、海外FX、オンラインカジノ、パチンコ、スロット、などのワードがよく出てくるかと。また、人生観や哲学的な要素に覚醒するときもありますのでご注意ください。

どんな人向け?

このblogでは夜逃げやナマポ受給までの流れや実際の生活など、普通の人にはまったく役に立たない話題満載でお届けします。しかしながら、そんな普通の方々でも、知っておくといざというときに焦らなくていいかもしれませんね。

私も生活保護なんて永遠に他人事だと思ってましたが、あるんですねこんなことが。人生ってやつは!侮れないわマジで。皆さんが予想外の状況に万一陥ってしまったときにも、無知なままでは焦りから自滅に走ることも少なくありません。

そんなときにナマポの活用法を知っておくと、実はより早く再起するための『勇気ある撤退』に繋がることも。かくいう私も「もっと早くナマポなっときゃよかった…」と後悔している面も正直あります。

その理由はとても簡単。公的に国を味方にして再起のためのステップが踏めるので、とくに債務整理系においては強く、借金トラブル解決に利用しない手はないでしょう。

わかりやすく具体的なことをあげるとするなら、まず弁護士費用への不安はなくなり、自己破産でも容易に認められるバックボーンを得られるというメリットがあります。国が認めるド底辺なんで、裁判所も貸し手側もあれこれ無駄な詮索が必要ありませんよね。

その詳しい内容についてはブログで別途ご紹介していきますが、毎月返済に追われ、わずかな残金で生活している人…いや、むしろ足りない人の方が多いのかもですが、そんな状況よりもナマポの方が穏やかで裕福な生活を送れることは間違いありません。

ナマポは国ツール

もちろん簡単に生活保護を誰にでも推奨するわけではありません。あくまで国民全員が計画的に利用できる唯一の国ツールであることを知って欲しいだけです。

とにかく借金関係はとくに「もうダメぽ」で首吊る前に「まずナマポ」。

俗世の作ったさまざまな後付けのルールで生き死に決めるほどバカらしいことない。金はもちろんのこと、地位や名誉に体裁…プライドがあるからこそ、最後まで「人間本来の持つべき理由」以外で人生諦めるわけにはいきません。

病気や老衰に事故などの致し方ない事情で人生終えることはあっても、金や欲の末路がもたらす結果の自死ではいけないのです。

何年もかけて借金返すのが嫌なら、1〜2年ナマポやりなさい。借金抱えた理由に反省するのなら、短いセルフ懲役だと思えばいいでしょう。

借金でお悩みの人はぜひこのブログを見て冷静に立ち回って、無駄に悩まず苦しまないで効率的に再起して欲しいと思います。